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【銘柄考察】高配当日本株【3407】旭化成【2024年本決算】黒字転換だが・・・

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【3407】旭化成【2024年本決算】黒字転換だが・・・ ※2024年6月26日時点考察

旭化成は1922年の創業。日本の大手総合化学メーカーで化学、住宅から医薬品までグループ会社による事業展開は多岐に渡る。

・2024年3月期の売上高は2.1%増の2兆7,848億円、当期利益は438億円(黒字転換)で着地。
・2024年の配当予想は維持予定となっています。

2024年5月発表時点で
2024年の予想配当金は36円の維持予定となっています。
考察時点での配当利回りは3.48%



配当の部

2023年3月期は赤字、続いて2024年3月期は配当性向100%越えと配当金の状況としては厳しい状況が続いています。増収は続いているので、営業利益が落ち着いてくれればもう少しEPSも安定してくれるものと期待しています。

業績の部

※予想に関しては現在値と出ている予想を基に計算・算出しています

2024年3月期は増収・増益で着地(黒字転換)したものの、決算発表時の減損損失額は汎用石化・樹脂資産グループに関連する設備 584 億円・再生繊維製造設備 122 億円・ガスセンサ事業に関連するのれん等 40 億円・その他の製造設備等 160 億円 合計906億円を計上。
法人税等の調整額も大きく減少したものの当期利益自体は予想を大きく下回る結果となりました。



財務の部

自己資本比率・有利子負債比率は前年とほぼ同水準となっています。

CFの部

営業CFは黒字での推移が続いており、現金等は前期と比べて大きく上昇しています。

過去10年のチャート

※日経スマートチャートプラスより転載

黒字転換をしたものの前期に続き特別損失を計上。日経平均の伸びに乗れない状況となっています。

すこやか株の方針

保有銘柄の一つとなります。前期は赤字転落、今期も特別損失の計上、配当性向100%越えと厳しい経営状況が続いていますが、営業利益の回復も見込まれており、そこまで悲観はしていません。株価の上昇は出遅れているので、下落が続くのであれば引き続き増資を続けたいと考えています。

※データの数値は各所サイト様やIR情報を参考に銘柄考察時点でまとめたものになります。参照間違い,自前での表計算上の切り上げ、切り下げを行っておりますので差異等があります。数値の参考、また投資の参考にされる場合は自己責任でお願い致します。

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