年収の見かたが2つある事に今さら気付く
年収の見かたが2つある事に今さらながらに気付きました。
せっかく気付いたのだからマネーリテラシーの低さを嘆くよりも、一つ勉強になった事を喜ぶ事にします。
今までの認識での年収
今まで考えていた年収は通勤手当や宿直手当のように非課税枠のある手当も含めた額面(総支給金額)での年収を指す事だと思っていました。
これは半分正解・半分不正解で非課税枠を含める場合と含めない場合が存在します。
社会保険・年金、クレジットカード審査で参照する年収
今まで私が年収として捉えていたものとほぼ一致しており、通勤手当や宿直等の非課税枠の収入も含めたほぼ賃金として受け取る賃金の1年間の総額を参照します。
具体的には勤務先で健康保険や厚生年金に加入している場合やクレジットカードの年収申告を行う際に使われるものには通勤手当や非課税枠の手当等も含みます。※勤務先の社会保険に関しては月給ベースでの算定で年収とは少し違います、交通費等の金額を含む点は同じです。扶養に該当するかの確認等ではこの意味での年収になります。
住宅ローン・住民税・所得税で参照する年収
住宅ローンの参照する年収には交通費等の非課税枠は含まない金額(源泉徴収票の金額)となります。住民税や所得税に関しては非課税の部分は読んで字の如く参照しないのは当然ですね。
※通勤手当には非課税枠の上限が存在します。
身近な所だとふるさと納税のシミュレーションの際には住民税が元になるので、通勤手当や非課税枠の金額は除外されるので注意が必要です。
給与計算・年末調整・社会保険の手続き等を仕事としているのに、住宅ローンに関しては完全に勘違いしていました。やはり情報収集は大事ですね。
住宅ローンの参照年収が390万➡362万に・・・
今は住宅ローンを組む予定はありません。
趣味で中古のマンションを調べる所から支払いのシミュレーションをするのが楽しみだったのですが、想定年収がだいぶ落ちてしまいました 笑
ちなみに非課税枠の7割を占めているのは宿直手当だったりします。節税効果高いので残業をするよりも良いかと考えていたのですが、これは意外な落とし穴でした。
もし住宅ローンを組むような場面になってから知るよりは良いので、良い勉強になりました。
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