【8015】豊田通商【2023年本決算】 ※2023年5月13日時点考察
豊田通商は1948年の設立。トヨタ系の総合商社で自動車関連の事業が中心。
・2023年3月期の売上高は22.7%増の9兆8,485億円、当期利益は27.9%増の2,841億円で着地。
・2024年の配当予想は2円の増配予定となっています。
2023年4月発表時点で
2024年の予想配当金は202円➡204円の増配予定となっています。
考察時点での配当利回りは3.64%
配当の部
配当金は増配を続けています。配当性向は25%とまだまだ配当には余裕がありそうです。
業績の部
※予想に関しては現在値と出ている予想を基に計算・算出しています
2023年3月は増収・増益で着地。次期はほぼ2023年度と同水準の利益を予想していますが、実際には原材料高騰、ウクライナ情勢等の不安定要素の影響を大きく受ける事になりそうです。
財務の部
自己資本比率はここ10年ほどで10%ほど引き上げられています。逆に有利子負債比率は180%から105%に減少と、財務は徐々に健全化へと向かっている様です。
CFの部
営業CFは黒字での維持が続いており、現金等も積み上げられつつあります。
過去10年のチャート
※日経スマートチャートプラスより転載
コロナショック時には3,000円を大きく割り込みました。その後はしっかりと回復軌道に戻しています。
すこやか株の方針
商社株としては比較的に安定しているのはトヨタ系で自動車関連の営業利益が大きく占めている所はありそうです。投資先としては十分にアリなのですが、双日と同様に現在は購入するタイミングとしては見ていません。気長に監視を続けたいと思います。
※データの数値は各所サイト様やIR情報を参考に銘柄考察時点でまとめたものになります。参照間違い,自前での表計算上の切り上げ、切り下げを行っておりますので差異等があります。数値の参考、また投資の参考にされる場合は自己責任でお願い致します。
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