【銘柄考察】高配当日本株【1835】東鉄工業【2023年本決算】

【1835】東鉄工業【2023年本決算】 ※2023年月日時点考察

東鉄工業は1943年の設立。線路の維持補修事業や駅舎の建設事業、他には不動産事業等を手掛ける。主要取引先は東日本旅客鉄道。

・2023年3月期の売上高は8.7％増の1,246億6,100万円、経常利益は25.2％増の94億8,700万円で着地。
・2024年の配当予想は２円の増配予定となっています。

2023年5月発表時点で
2024年の予想配当金は９２円➡９４円の増配予定となっています。
考察時点での配当利回りは３.４９％

コロナショック時に減配はあったものの現在は元の水準にまで配当金を戻しつつあります。EPSが伸び悩んでいる面もあり、配当性向は徐々に上昇をして来ています。

※予想に関しては現在値と出ている予想を基に計算・算出しています

2023年3月期は増収・増益で着地。次期も業績を伸ばす予測を立てていますが、利益率は低下したままとなっており、完全にコロナ前の水準にまでは戻せてはいません。

自己資本比率は６０％台後半、有利子負債比率は１桁台と財務上は特に問題無さそうです。

売上債権の回収額の減少により営業CFは赤字転落となっています。現金等も半額近くにまで減っています。営業CFの赤字・現金等の減少は今後も続くのか？注視している部分となります。

※日経スマートチャートプラスより転載

コロナショック時から後で業績が悪化した面もあり、株価は停滞していましたが、昨今の株高の流れを受けて徐々に上昇しつつあります。

以前リベ大で紹介されていた銘柄だった記憶があるのですが、リオープンでも業績の戻りは限定的となっています。主要取引先が東日本旅客鉄道となっており、本来は安定した銘柄なのでは無いかと考えていますので、今後もしっかりと監視を続けたいと思います。

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※データの数値は各所サイト様やIR情報を参考に銘柄考察時点でまとめたものになります。参照間違い,自前での表計算上の切り上げ、切り下げを行っておりますので差異等があります。数値の参考、また投資の参考にされる場合は自己責任でお願い致します。