【9434】ソフトバンク【2023年本決算】 ※2023年11月21日時点考察
ソフトバンクは1986年の設立。日本の携帯電話大手キャリアの一つで、通信サービス、携帯端末の販売を手掛ける。ヤフー、ZOZOを傘下に収める。
・2023年3月期の売上高は3.9%増の5兆9,119億円、当期利益は2.8%増の5,313億円で着地。
・2024年の配当予想は維持予定となっています。
2023年5月発表時点で
2024年の予想配当金は86円の維持予定となっています。
考察時点での配当利回りは4.91%
配当の部
3期連続で配当金は維持となっております。配当利回りは高い水準にありますが、配当性向は7~80%と高く今後の維持・増配に関しては見通し辛い状況となっています。
業績の部
※予想に関しては現在値と出ている予想を基に計算・算出しています
2023年3月期は増収・増益で着地。営業利益率は10代後半と高い収益性を維持していましたが次期は減益予想となっています。
財務の部
有利子負債比率は90%台と他の大手キャリアと比較して高い水準にあります。金利上昇に関しては長期借入金の8割が固定金利なっているため、比較的影響が低いとしています。
CFの部
営業CFは黒字での維持が続いており、現金等も積み上げつつあります。
過去10年のチャート
※日経スマートチャートプラスより転載
コロナショック時には1200円を割り込んでいましたが、現在はコロナショック前を越えて大きく上昇しています。
すこやか株の方針
収益性が高く業績も安定しているのですが、高配当株としては配当性向が高く増配は中々期待し辛い状況となっています。長期での投資を考るとNTT、KDDIの方が優先となりそうです。
※データの数値は各所サイト様やIR情報を参考に銘柄考察時点でまとめたものになります。参照間違い,自前での表計算上の切り上げ、切り下げを行っておりますので差異等があります。数値の参考、また投資の参考にされる場合は自己責任でお願い致します。
コメント