【7740】タムロン【2022年本決算】 ※2023年4月18日時点考察
タムロンは1950年の創業。カメラ用交換レンズを主力に写真関連事業・監視&FA関連事業・モビリティ&ヘルス事業を展開。
・2022年12月期の売上高は634億4,500万円、経常利益は114億9,600万円で着地。
・2023年の配当予想は維持予定となっています。
2023年2月発表時点で
2023年の予想配当金は120円の維持予定となっています。
考察時点での配当利回りは3.96%
配当の部
配当金は減配・増配を繰り返し、安定感には欠けています。現在はEPSが大きく伸びており、配当性向は30%前後での推移となっています。
業績の部
※予想に関しては現在値と出ている予想を基に計算・算出しています
業績は波が大きい傾向にあり、2020年のコロナショック時には外出規制等の影響をカメラレンズ需要の急減に繋がり大きな減収・減益となりました。しかし赤字転落にまでは至らず、コロナ禍を耐えきったとも言えそうです。
財務の部
自己資本比率は80%越えと非常に高い水準にあり、有利子負債比率もしっかりと圧縮が進んでいます。
CFの部
営業CFはしっかりと黒字を維持。現金等も徐々に積みあがりつつあります。
過去10年のチャート
※日経スマートチャートプラスより転載
コロナショック時には1500円前後まで下落。その後業績の回復に合わせて株価は上昇しています。
すこやか株の方針
波の大きい銘柄ではありますが、財務状況の健全性の高さ。コロナ禍もしっかりと耐えて赤字転落も無い事を考えると配当金の不安定さはあるものの十分に投資対象として検討出来るものと考えています。しかし現在は株価が十分に上昇してしまっていますので、しっかりと投資機会を見極めたいと思います。
※データの数値は各所サイト様やIR情報を参考に銘柄考察時点でまとめたものになります。参照間違い,自前での表計算上の切り上げ、切り下げを行っておりますので差異等があります。数値の参考、また投資の参考にされる場合は自己責任でお願い致します。
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